浅野忠信 / Asano Tadanobu
浅野忠信 / Asano Tadanobu
浅野忠信 / Asano Tadanobu

ン』から四半世紀。ついに新たな実写映画が登場しました。本作は、かつて映画館でポップコーンを頬張りながら観た少年少女たちが、今や立派な大人になったことを見越してR指定で勝負に出た意欲作です。血飛沫、フェイタリティ、そして容赦ない暴力描写。確かに本作は、ゲームファンが長年求めてきた「大人のモータルコンバット」を具現化しています。しかし、派手なアクションと残虐描写の陰で、肝心のストーリーテリングやキャラクター造形には物足りなさが残るのも事実です。新キャラクター「コール・ヤング」を主人公に据えた本作は、モータルコンバット・トーナメントそのものではなく、その「前夜」を描いた序章的な位置づけ。往年のファンにとっては懐かしさと新鮮さが入り混じった、複雑な感情を呼び起こす一本となりました。

伊坂幸太郎原作のクライムサスペンス。殺し屋たちがそれぞれの信念と哀しみを抱えながら、暗躍する夜の世界が描かれる。復讐を誓う男、死神と呼ばれる男——交わるはずのない運命が、じわじわと絡み合っていく過程がたまらないです。